こんにちは、ひまれいかです。
理系学生なら、学部3・4年生(通称B3・4)になると研究室に配属されます。
研究室配属されると、拘束される時間がずっと多くなります。(文系の場合ですと、ゼミナールだけで殆ど大学にいかなくなる人が続出します・・・。)
まだ研究室に配属されていない人に向けて、研究室がどういうものか語っていきます。
研究室とは?
そもそも「研究室って何?」と思う方もいらっしゃいますよね?
超簡単に説明しますと、
研究するための部屋
ほんとにこれだけです、研究室に入れば「研究者の卵」として雑用・研究をさせられる日々になり、今まで座学として学問をインプットしかしてこなかった学生生活が終わり、いきなり研究というアウトプットする必要性がでてきます。
実験系の場合ですと、想像している通りフラスコに試薬をまぜまぜ・分析するような日々がずっと続きますw
また、研究室の目的は大まかに次のようになります。
学部生「大卒を得る・研究を体験学習するゆるい場所」
修士「修士卒を得る・専門分野にある程度精通するためのそこそこゆるい場所」
博士「博士号を得る・専門分野を極める厳しい場所」
博士だけ次元が違います、迷うなら博士はおすすめしませんw
研究室選びのポイント
それでは次に、私が思う研究室選びで重要だなと思ったことについて語りたいと思います。
研究室選びをなめていませんか?
研究室選びは人生を大きく左右する受験並に
重大イベントです!
楽な研究室に行こうが超絶ブラックな研究室に行こうが、卒業できれば学歴は同じです。自分から修羅の道に進みたくないのであれば、よく考えることをオススメします。
それでは、個人的に自由度が高く・楽な研究室選びの軸について語りたいと思います。
【優先度 最高】 研究室のメンバー(特に助教・先輩)の人格
ここでミスると終わり。下手したら中退鬱ルート(ヽ’。`)・・・
研究室生活は1~3年間長くて6年間も同じ部屋に閉じ込められます。
また、教授や准教授の直属の部下になるようなことは学部生ではあまりなく、修士・博士課程の先輩や助教・助手が指導役としてつきます。(嫌な人とずっといるのは地獄ですw)
研究室見学して、先輩と先生と合うか絶対チェック
同期と合わない場合は、最低限のコミュニケーションとっておけばいいだけですが、指導役(教授も超大事)との軋轢は卒業単位に関わってくるので、教授と先輩とは絶対仲良くなれる研究室を選びましょう。
【優先度 低~中】研究内容
自分が興味を持てない分野の研究なんて長続きしません。(一部、まったく違う研究もさせてもらえるようなところもあるらしい。)
はっきり申します。
学部や修士で就職するのであれば、
研究テーマなんてどうでもいいです。
興味のある研究室に入っても、実際に研究室生活を送ってみると思っているのとは全く違うということは多々あります。(自分がそうでした・・・w)
就職先も教授ではなく大学宛に来ているので、研究していた内容とは全く関係ない企業の研究職に就けます。(※学部卒だと研究職はほぼ無理)
ちょっとでも興味を持てる研究をしている研究室があれば、候補としてストックしておく程度にしておきましょう。一点集中型はオススメしません。
【優先度 高】研究室のガチ度
人による部分が大きい要素ですが、研究室のガチ具合もみておいたほうがいいです。
先輩方に聞いてみるとわかりますが、ガチの研究室は研究以外にも勉強もかなりの力を入れています。
つまり、最低限の研究だけして卒業&就職したいという人には全く向かないということです。
どっかに集まって勉強会・輪読・論文紹介といったイベントが多くなり研究者としては良い経験ができますが、面倒くさがりの人にとっては拘束時間が多くなりしんどいです。
また、そういう研究室になるほどコアタイムがなかったりします。(コアタイム:絶対いないといけない時間)
研究以外にやりたいことがある学生は、なるべく雑志会や勉強会が少ないところに行くことをおすすめします。(雑志会は地獄ですので、少ないほうがありがたい。)
まとめ
人間関係
研究活動も大変ですが、助けてくれる先輩や先生がいらっしゃれば天国みたいな研究室生活を送れることは間違いないです。
ぶっちゃ学部生レベルの研究内容なんて、クソみたいなもんでも卒業はさせてもらえます。
絶対に教授だけとでも仲良くはしましょう!w
めっちゃ楽な研究室入ったけど、研究だるい・。;