株の基本について教えます・。・
株とは何か?
株とは、正式な名前は「株式」といいます。
日本なら「国内株式」、アメリカ等の外国なら「海外株式・外国株式」その中でもBRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国・サウスアフリカ)等の成長性が高い国(新興国)では「新興国株式」と呼ばれます。
なぜ?会社は「株」を発行するのか?
それが、「株」の本来の意味は、「会社が事業を始めるために必要な資金を集めるため」に発行しているのです。
そこで、世界中の投資家の方々から出資していただきその証明書として「株式」を渡します。(昔は、「株券」という紙のものがありましたが、今では全部電子化されました。)
即ち、株主になるということは間接的に会社運営のオーナーの一人になるということなのです。
会社の方針について意見できる、「議決行使権」というものが株主の所持株数によって得られ、会社の方針を乗っ取れます。
針小棒大に書いているように思いますが、実際に株主が社長を更迭したりしている事実もあります。つまり、発行株式数の過半数を持っていたら会社の方針など全て決めることができるので、会社の乗っ取りができます。
株主になるともらえる4つの権利
1,株主優待制度を受ける権利
2,株式配当金を受け取る権利
3,株主総会への出席の権利
4,株式を売る権利
1,株主優待をもらおう
株主になると、「株主優待」をもらえます。
株主優待は、会社が提供するサービスで日本の会社に多く見られます。
有名どころの例をだすと、すかいらーくグループなら食事券やKADOKAWAなら株主優待商品カタログ(本・映画チケット・DVD等)から商品がもらえます。
よくテレビで話題になる桐谷さんとかが、これで生活してるのは結構有名ですよね。
2,会社の利益を還元してもらえる、配当金制度
株を持っていると会社の利益を「配当金」という形で還元してもらえます。
日本の株式の平均配当利回りは大体3%なので、銀行に預けているよりはよっぽど運用益(インカムゲイン)がもらえます。
これは、会社が利益を出し続けているからこそできるもので好調な会社なら配当金が増えたり、不調な会社だと配当金が減ったり・最悪には廃止になったりもします。
3,社長・役員に直接意見できる株主総会
株をやったことがない人でも「株主総会」という言葉は一度は聞いたことがある方が多いでしょう。
株を持てば、貴方も株主総会に出席することができます。
まず、「株主総会」について説明します。
株主総会とは、「会社の基本方針から重要事項の決定を議決する、最高機関」です。
小難しい言葉を使ってすみません・・・w
つまり、会社に自分の意見いれることができるのです。
KADOKAWAの株主総会でけもフレ問題について言及していた株主さん達もいましたよね・・・w
また、株主総会に出席すると会社によっては粗品として自社製品やクオ・カードをいただけるものもあります。
会社の雰囲気を味わうだけじゃなくて、粗品目当てで参加するのも十分ありですwww
4,株を売って儲けよう!売却益(キャピタルゲイン)を貰おう。
これぞ株の本質「安く買って高く売る」ですね。
自分が買った価格よりも高い価格で他の人に売れば、儲けが出ます。これを「売却益(キャピタルゲイン)を得る」といい、株で儲けるならやっぱりコレが一番多いと思います。
(例)ある会社の株、100株を2000円で手に入れます。(その時の評価価格は20万円ですね。)
そのあと、大きな事業が成功して株価が200000円になりました。そうするとどうなりますかね?
貴方の持ってる株数は100株なので100×200000=2000万になります。
驚くことに買った時の価格の100倍になり、1980万円儲かりましたねw
分かる人にはわかるかも知れませんが、これは実際にあったことなんですよ!
ソフトバンク(SB)って会社の株がこうなっており、このような事が起きている会社はその他にもたくさんあります。
あの変なCMで有名なダイエット関係のRIZAPグループなら689倍
・2009年3月31日の終値株価 2.9円
・2017年11月10日の終値株価 2000円
パズドラで有名な「ガンホー」なら35倍
・2008年10月27日の終値株価8.5円
・2018年6月29日の終値株価282円
といったように、時間としては数年単位となることが多いですが大儲けできます。
まだまだ語ることはありますが、「株」についてわかってくれたらうれしいです・。・v