水の沸点は0℃なんだぜ。義務教育でやるぞ、そんな事も知らないのか(笑)
ほぉほぉ・。・
こんにちは、ひまれいかです。
今回は人間の心理を表した、認知バイアスについて語りたいと思います。(以下、バイアスの説明です。)
バイアス
出典:実用日本語表現辞典
英語:bias
傾向、偏向、先入観、データ等の偏り、思考や判断に特定の偏りをもたらす思い込み要因、得られる情報が偏っていることによる認識の歪み、といった意味で用いられる語。
バイアスは英語の bias をそのまま日本語に導入した語であり、英語の bias も日本語と同様「傾向」「先入観」など文脈によってさまざまな意味合いで用いられる。
要するに、人間の思考の偏りを「バイアス(Bias)」といいます。
人間誰しもが陥る、「思い込み」・「勘違い」は大抵傾向を持っており、それぞれの事象に対して名前までもつけられています。
これから説明するバイアスを知ることで、自分がどのバイアスに陥ってるかをしっかり理解することで対処もできますし、他者が陥ってる場合も理解することができるようになります。
「バイアス」を理解することは、人間の心理を理解することに他ならないので是非とも知っておいてほしいと思います。
今回は、自分がよくネットにいる人に当てはまるバイアスをピックアップしてみました。
認知バイアスの一覧はこちらのサイトをどうぞ。
ダニング=クルーガー効果
よくネットでもよくみかけませんか?無能なのに自分のことを棚に上げる(過大評価する)ような人。
無能ほど過大評価し、有能ほど過小評価する現象のことを「ダニング=クルーガー効果」と言います。
上の図を見ていただきたいのですが、縦軸が「自信度(Confidence)」で横軸「専門分野に対する知識量または経験値(Experience)」を表しています。
ちょっと経験しただけでこの道のプロ並の自信を持つようになって、やがてその道のプロの人の話を聞くと己の無知さをしり自信を失い、再度学習することでホンモノの自信へと変わっていく様子が現れています。
要するに、「井の中の蛙大海を知らず」状態が最初の大きな自信(過大評価)を生んでおり、能力が低いからこそ自己評価できないがゆえに陥るのがこの「ダニング=クルーガー効果 」というものです。
コンコルド効果
語源はイギリスとフランスが共同開発していた新型超音速旅客機「コンコルド」から取られており、多大な資金を注ぎ込んだのに大失敗に終わった計画です。
このことから、 「投資の継続により損失が増えると分かっていても、それまでに費やした労力やお金、時間などを惜しんで投資がやめらず続けてしまう心理現象 です。
パチンコの場合だと、「もう〇万円負けてるから、そろそろ勝てるだろう。」「もう〇万円使ってるから、生活できなくて勝てるまで引くに引けない。」というのがこれです。
ガチャの場合だと、「〇〇回引いたから、次は出るだろう。」「天井まであと〇〇回だし、引くしかないなあ」というのがこれ。
ギャンブルや投資関係によくみられる現象で、破滅への一歩なので注意が必要なバイアスの一つです。
バンドワゴン効果
「みんなが〇〇してるから・・・」といった感じに、「流行しているもの=良いもの」だと思い込んでなんでもかんで買ってしまうタイプはバンドワゴン効果に毒されてる人ですね。
一般常識など多数に受け入れられているものを良し、少数派は悪といった感じに極端なタイプの人は要注意です。
後々、ドツボにはまります。
確証バイアス
「最近の若者は・・・。」・「これだから、老害は・・・。」といったような、差別や偏見を生み出す一番の問題となるバイアスが「確証バイアス」です。
人は無意識のうちに、自分に都合のいい情報だけ集めようとする傾向があります。
「自分は正しい」と信じられる居心地の良い場所にすっぽり引きこもり、その他の真実を全て受け入れなくなるので非常に厄介なバイアスです。
また、このバイアスに陥るとやけに自信を持って頑なに意見を変えないで、もっともらしい言い訳をたらたら述べてきて、頑固になります。
自分の考えを持つことも重要ですが、違った意見や見方を知ることもまた大事なことです。陥らないように注意したいですね。
ハロー効果・逆ハロー効果
イケメンや美人なら、「知的・いい人」といった感じに詐欺師とかがよく使うのがこの効果です。
逆ハロー効果は、「美女だから容貌を活かして、男を誑かしたんだろ。」といった感じに、容貌がいいからこそ、逆に罪が重くなるパターンがこちらです。
清潔感をもった姿なら、基本プラスの働くので知っておいても損はない心理現象です。
正常性バイアス
歩きスマホをいつもしている人はいませんか?
いつもしていて、車の事故にあってないから大丈夫といつもやっていると高確率で事故にあいます。
このような、自分に対して都合の悪いことは見なかったこと・過小評価するのがこの、「正常性バイアス」です。
企業の大きな改ざん事件などもみんなやってるのだから大丈夫だろうという、正常性バイアスが働くことで倒産の危機に陥るほどの大事件に発展してしまう危険なバイアスです。
まとめ
いかがでしたか、あなたもいくつか陥っていませんか?
バイアスの存在を知ることで、自分だけでなくほかの人が陥っている場合に「不要な対応」をすることが減ります。
なにかと人と接していると、脳のクセなので直すのは難しいですがしっかりと理解することで自分で墓穴を掘るようなことは減るでしょう。
認知バイアスをしっかりと理解して、最適な対応をしよう・。・b