自分の家庭は大卒ばっかなので、無意識のうちから大学に通うことを当たり前のように思っていましたが。学生になってバイトなどを通じて、こういう意見をよく耳にします。
大学に行く意味ってある?
人によるとしか言えないなの・。;
考えてみたらそうですよね、「高い学費(国公立50万・私立100万/年)と20代というかけがえのない4年間を消費」することが本当にいいのか?
私は貴重な大学生活を無下に過ごしちゃってますが、人が大学に通う理由は人それぞれだと思います。
大学に行く理由
単に、学生生活の延長ができる。
学生生活サイコー!うぇーい^^
このような考えで大学に通ってる人は、少なからずいると思います。(私が実際にそういう考えですし・・・w)
社会人になったら、どうせ自由な時間がなくなるのだから今の間だけでも親のかじれるスネをかじっとけ精神です。
実際にその4年間で学べることは何かしらあるかもしれませんし、全くないかもしれません。(基本、受け身の姿勢で授業を受ければ、9割時間の無駄ですかね・・・。)
しかし、学生であることによって社会からはまだまだ「ビギナー・ひよっこ」としてかわいがってもらえます。どんな活動をするのにも学生という肩書を掲げることができるのはとても大きなメリットなのではないでしょうか?
同じ年齢でも大学に通ってないフリーターの人が、いきなり最先端技術の研究や大企業のインターンに入れることはほぼ無理でしょうし。
以上より、普通に学生の延長として大学に通うことは別に悪いことではないと私は思います。もちろん、只々何も考えずに「卒業に必要な単位だけをとる」のは個人的にはもったいないと思いますがね。
高額な金と引き換えに「自由」が得られる。
高い学費払ってんだから、勉強してほしいなぁ・・・。
親御さんには申し訳ございませんが、その数百万単位のお金のおかげで高校生時代とは比較にならないほどの「自由」を獲得できます。(私の高校はバイト禁止でしたし。)
レポート提出や試験をサボるのとかは論外ですが、過去問や先輩の過去レポをアレンジするといった、高校時代では許されなかったようなことも大学では平然とできます。(小保方事件のせいで、レポートのコピペチェッカーを入れている大学は増えてるそうですが、手書きレポなんてザルです。)
勉学について、手を抜くのも全力で取り組むのもすべて学生であるあなた次第でどうとでもなる、本当に自由なのが大学という学びの場なのです。
大学に通ってる間は何でもできます、「起業」・「大学で学んでいない学問を学ぶ」・「ヒッチハイクで日本1周」・「バイト」等々いっぱいできます。
学内に囚われず、課外活動に力を入れるのも自分の人生に変化をもたらす要素になります。(中退するのも、しっかりとしたビジョンがあるなら選択肢として良いと私は思います。奨励はしませんけどね・・・w)
大卒新卒一括採用してもらえる
今もですが、世間的に大企業と呼ばれる会社は効率化()を重視して新卒一括採用をしています。
基本、会社に属してしまえば博士課程修了者であってもその会社色に強制的に染め上げられてしまいます。
会社からみたら新卒社員は「真っ白なキャンバス」としか見ていません、そのため入った会社のノウハウを叩き込まれ継承していくような立派な人材ができあがります。(一部の会社は即戦力を求めますが、大企業は最初から新人に大きな成果を期待してません。)
そして、一番大きいポイントが「大卒以上じゃないと就けない役職が多い」というところです。
総合職と呼ばれる会社に総合的な業務に携わるには大卒が圧倒的に有利です。更に、将来の幹部候補となると、概ね大卒(高学歴)な人たちで構成されてます。理系なら、研究職となれば修士以上を取っていないとほぼなれません。
そういう意味でも、『「学歴」を取りに大学に行く』という選択は間違えではないです。(本来の大学の意味を失いますが・・・w)
まとめ
以上の3点、「学生生活の延長」・「圧倒的自由」・「新卒きっぷ」が高額な学費及び20代の4年間を犠牲にして必要だと思う人は大学に通えばいいと思います。
よくテレビでおじいちゃんやおばあちゃんが大学に入り直して学んでいるといった話があるように、大学ではいろいろな知識を吸収できる多種多様な人たちが集まる場所です。
中卒・高卒で働いた場合のほうが短期的には金が入るので親孝行になりますが、投資という目的でいくのもありですし。
普通の人なら生きてて1回あるかないかの大学生活なので、若い時間と金という犠牲を払ってもいいような自分なりの言い訳を見つけられた人は行ってみてはいかがでしょうか?
実際に、大学に通ってるかなりの人が自分が思っている学校とのギャップに驚きます。