「仕事は楽しいかね?」の漫画版・。・v
<書評>
この本は、前々回紹介した「仕事は楽しいかね?」をより分かりやすく、視覚的にしたもので、比較的読みやすく1時間ぐらいで読破できる。・。・
今回の主人公は、デザイナーを夢見ながらカフェでアルバイトを続ける「奈津」。漠然とした不安と焦りのなかで、気がつけば32歳。不思議な老人マックスとの出会いをきっかけに、今いる場所でできることを試し始めることで、新たな夢へとつながっていく
原作では、普通のサラリーマンが空港で対談する形式でしたが、これは実際に喫茶店を経営して見ることによって、「仕事は楽しいかね?」で述べた考えがどのように機能しているかがわかる・。・
小説スタイルの原作に比べたら、かなり凝縮されていて本当の要点だけを押さえているので、活字が苦手な人にはオススメ・。・b
■試してみることに失敗はない
試してみるっていうことは簡単そうで、非常に難しいことであり、人間は変わることを非常に嫌う生き物である・。・
そして、何かしらに固執してしまって他のことをしようとしない思考停止状態に陥っている人が多い・・・
仕事に成功し、継続して成し遂げてきた人間の多くが、昔の夢に固執せず、その都度、仕事に対する自分の目標を変えてきた人物なのである・。・
ここで、待遇面に関して「仕事の楽しさ」について疑問を抱く方がいらっしゃるかもしれないが、とある大学の研究で直接の相関関係はないといことがわかっている・。・
しかし、退職者の理由が「待遇面(給料・福利厚生)」であるのは、今の仕事を「やめたい」・「やめにくい」というネガティブ思考によって、相乗効果がでているからである・。・
何かしらの、新しいことにチャレンジいて失敗してもそこから何かを得られることが可能であり自分をより一層価値付けることになるので、興味を持ったら兎に角やってみるといい・。・
そして、「明日は今日とは違う自分になる」ことの重要性について学んでいってほしい・。・