こんにちは、ひまれいかです。
あなたは今やっている仕事や学業を楽しんでいますか?
楽しんでいないのであれば、是非とも読んでほしい本がございます。
あらすじとしては、以下のとおりです。
出張の帰りに、5月なのに大雪のため一昼夜空港のロビーに足止めされた主人公「私」。そこで出会ったある老人に、つい仕事によるストレスによって、感情をぶつけてしまう。老人は実は、企業トップがアドバイスをほしがるほどの高名な実業家であった。そして、その老人との出会いによって、「私」はしだいに仕事観を揺さぶられていく。
主人公である「私」は絵に描いたような今の社畜ですw
勤続15年で週に50時間勤務、しまいには給料も上がらずに出世もできず人生に退屈している始末・・・。
また、妻や子供や住宅ローンと雁字搦めで夢を諦めています。
そんなある日、巨万の富を得たマックス・エルモアという老人との出会いが「私」を大きく変えるのです。
その助言として、私がかなり共感できたものをピックアップして紹介していきます。
人々は、したくもない仕事をし、同時にそれを失うことを恐れている。
毎日のように満員電車やいつも同じ時間・場所・顔ぶれと出会う日々が何かと多いと思います。本著ではこのようなことも言われております。
人生とは、くだらないことが一つまた一つと続いていくのではない。一つのくだらないことが何度も繰り返される。
かつての社員は、責任が重くなればなるほど、報酬も増えたが、近頃は、ますます多くのものを要求されるのに、給料はあがりません。今の日本において、急成長は望めないですし、職業的スタグフレーション(景気停滞)が発生しているのが現状です。
このご時世、仕事を早くすればするほど、仕事が多く渡されるだけであって人事評価や給料にはあまり影響しないですし、今も尚「残業という名の、無駄な労働」をすることを美徳とする大企業がいっぱいあり、とても呆れかえっております。
本著では、”敬遠すべき考え方”と”さまざまなことに固執する”というネガティブな考えを捨てて、”目標を設定”と”新しい自分を築く”というポジティブな考えをもつことの重要性について書いております。
必要は発明の母かもしれない、だけど、偶然は発明の父。
「コカ・コーラ」・「チョコチップ・クッキー」・「リーバイス」といった、実際にあった偶然な出来事から大きなビジネスが生まれた瞬間についての説明が本著ではされています。
エジソンの名言、「天才とは1%の閃きと99%の努力である」そのものである、この名言は努力したらなんでもなるっといった誤訳をされているが、それは違う、1%の閃きがなければ努力しても無駄であるというニュアンスがかなり強いです。
努力を美徳とするこの国において、この理解を知っている人はあまりいないと思います。
掃除によく使うコロコロも付箋といったものも含めて、ほんのちょっとした閃きによってここまで日常生活に浸透するようなものがある日突然と生まれてくるのが面白いですよね?w
何気ない日常の中にも、色々なビジネスの大樹の種は眠っているが、多くの人がスルーをしているのです。
いつもどおりに過ごすのではなく、ちょっと違った視点で散歩や仕事をしてみてはいかがでしょうか?その中に絶対あなたの人生を変えるような要素はありますよ!
まとめ
あなたは、「仕事をしていて楽しいですか?」
因みに、仕事ではないですが、私の研究生活はまじで楽しくないです・。;(とりあえず、杉のターニングポイントである就職できるまで、できるところまではやります。恐らく、もう二度とフラスコふりふり生活はしたくないですが・・・w)
また、「成功するには、右に倣えをしない」ことの重要性についても述べており、みんなと同じことをしても成功には結びつかないということ 極々当たり前なのに盲目的に拒否反応を示している人が多い事実についても学べます。
日本においては、未だ学歴が職業の選択に対してかなり寄与している側面が多いので、個人的には素晴らしい教育を受けられるような大学に通い、やりたい仕事や自分にあったライフスタイルの仕事に就けるもしくは作れるような人材になっていきたいですね。(決して、社畜で一生を全うするつもりは毛頭ないですよ・・・w)
多角的に物事を考え、決して普通であることに固執せず、日々の変化を楽しめるように直向きに行動する。
これこそが楽しく働くコツだと私は思いますなの・。・b
第1章 仕事は楽しいかね?
第2章 人生とは、くだらないことが一つまた一つと続いていくのではない。一つのくだらないことが〈何度も〉繰り返されていくのだよ。
第3章 試してみることに失敗はない
第4章 明日は今日と違う自分になる、だよ。
第5章 これは僕の大好きな言葉の一つなんだ。「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」というのがね。
第6章 必要は発明の母かもしれない。だけど、偶然は発明の父なんだ。
第7章 目標に関するきみの問題は、世の中は、きみの目標が達成されるまで、じーっと待っていたりしないということだよ。
第8章 きみたちの事業は、試してみた結果失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落してたんだ。
第9章 あの実験で学ぶべきことはね、「あらゆるものを変えて、さらにもう一度変えること」なんだよ。
第10章 それはね、「あるべき状態より、良くあること」なんだ。
第11章 もし宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね?
第12章 覚えておいてくれ。「試すことは簡単だが、変えるのは難しい」ということを。
第13章 新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。
第14章 きみが「試すこと」に喜びを見出してくれるといいな。
この中で、ぐっと来るようなフレーズがあったら是非とも読んでほしい一冊です・。・v