<金持ち父さんの6つの教え>
お金のために働くな!
普通の方はサラリーマンとして働き、汗水たらして出世することで給料が上がることで経済的自由が得られると思っています。
しかし、この状態では一生生活が楽になることはありません。(この本ではこのような残念な状況を「ラットレース」と定義しています。)
金持ち父さんは「中流以下の人間は金のために働く。金持ちは金を自分のために働かせる。」と教えている。
そして、一番大事なことは「感情に支配された生活を送るな!頭を使え!」ということです。
世の中の大半の貧乏人は欲望のままに生きているために、このラットレースから抜け出せないのです。
お金の流れを知れ!
貴方は「資産」と「負債」についてご存知ですか?
・「資産」:私のポケットにお金を入れてくれるもの
・「負債」:私のポケットからお金を出していくもの
ここでは、このように定義されています。
資産と呼ばれるものは以下のようなものです。
①ビジネス(自分がその場にいなくても金が儲かる事業)
②株式
③債券
④収入がある不動産(持ち家は☓)
⑤手形、借用書
⑥著作権・特許
⑦価値のあるもの(宝石や貴金属等の市場価値があるもの)
具体的な金の流れを損益計算書や貸借対照表でこの本では視覚的に教えてくれています。
持ち家や車をローンで買うことを資産だと盲目的に考えている方がいらっしゃいますが、ここでは「負債」になります。(銀行に利子をいっぱい払ったり、高い税金がかかっています。)
中流以下の人は負債を資産と思い込んで購入するのに対して、金持ちは資産を形成し「経済的自由へのベルトコンベアー」を作っていくのです。
自分のビジネスを持て!
ここでいうビジネスとは「仕事」のことではありません。
例で、銀行員の人間に「あなたのビジネスはなんですか?」と聞くと、「銀行員」と返ってくるであろう。しかし、これは「仕事」であって「ビジネス」ではない。(「マクドナルドは不動産業」の話は面白いので、興味があったら是非、読んでみて下さい。)
ビジネスとは貴方の資産になる事業のことであって、自分が汗水垂らして金を稼ぐようなものは仕事にすぎないのです。
会社を作れ!そして節税!
サラリーマンは
①稼ぐ
②税金を払う
③お金を使う
経営者は
①稼ぐ
②お金を使う
③税金を払う
お金がこのような流れになるのですが、どういうことか気づきましたかね?
サラリーマンは稼いだらすぐ税金(所得税・社会保険料等)が引かれて自由に使える金はせいぜい額面の8・7割程度です。
経営者サイドでは、お金を稼ぎますがそこには「経費」という考えが生じます。
この「経費」というものは、事業に関するものならなんでも落とせます。
つまり、友達の旅行や飲み会は全部接待交際費としてだす。
車やパソコンを使う仕事(パソコンは汎用性が高いので基本どの職業でも通る)なら車やパソコンの費用を経費にできます。
ビジネスの勉強のためや事業のための書籍を経費として計上する。
といったように、自分のために使えば使うほど税金が減るという不思議な現象を起こすことができます。
お金を作り出せ!
金持ち父さんは「そもそも、お金なんてものは存在しない。みんながこれがお金だと決めてるだけだ。」と言っている。
投資家には2つあります。
・予め用意されたパッケージの投資を買う人。
・自分で投資先を作り出す人。
もう分かると思いますが、後者のほうがより多くのお金を作り出します。そこで重要な能力があります。
・他の人が見落とすチャンスを見逃さない。
・資金を集める。
・信頼のおける有能な人間を集めて組織化する。
すぐには無理だが、こういう能力をしっかりと養っていくことで投資がギャンブルではなくなります。
自分の学びのために働け!
才能だけで金持ちになるのは難しい時代になってきています。昔は医者などの高度専門職が巨万の富を得ていました。
今の御時世はそのような知識もネットに転がっているのでさほど重要ではなくなってきました。
大事なのは、「お金持ちになっていく人はお金持ちになる前に、お金のためには働かず、学ぶために働いている。」ということなのです。
専門家レベルの知識はいらなく、必要な時に必要なだけ学べばいいのです。必要なのは仕事を通じて更にお金の知識をつける事が大事である。
労働で得た賃金は一時的なものにすぎませんが、労働で得た技術や知識は一生モノです。それを今後のビジネスの糧として活かすことが非常に大事なのです。
<まとめ>
1,金持ちはお金のためには働かない
2,お金の流れの読み方を学ぶ
3,自分のビジネスを持つ
4,会社を作って節税する
5,金持ちはお金を作り出す
6,お金のためではなく学ぶために働く
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