こんにちは、ひまれいかです。
今回、紹介する本はこちらです。
くっそ分厚いですし、重いw
余談は置いといて、それでは本のエッセンスをざっくり説明していきたいと思います。
この本は、人材組織論の世界的権威であるリンダ・グラットンと経済学教授のアンドリュー・スコットンの共著で、「無形資産」・「有形資産」のバランスを取ったライフプランニングの重要性に説明しています。
長々と説明しましたが、簡単にまとめていきますね。
人生戦略の変化
これからの人生、医術の発達により寿命が延び100年生きることが当たり前の時代になります。
それによって、生き方のステージが大きく変わるのです。
従来型の生き方は、次のとおりです。
学校で20年間学び、その後定年まで40年程働き、そして20年ほどリタイア生活を送るという、「教育→仕事→引退」が従来型の生き方でした。
しかし、寿命が延びたことにリタイア期間が40年以上と非現実的な状況になりつつあるのが、今の現状です。
ここで、筆者が考え出した人生スキームが
仕事パートのマルチステージ化
日本が最たる例ですが、仕事パートの部分を同じ会社で勤め続ける(終身雇用)が当たり前になっていましたが、長寿命化によって破綻します。
ここで重要となるのが、「無形資産の構築」なのです。
それは大きく分けて3つあります。
①生産性資産
②活力資産
③変身資産
それでは、これらについて説明していきたいと思います。
①生産性資産(知識・スキル)
一番わかりやすい無形資産が「生産性資産」です。
生産性やキャリアアップに役立つ資産のことを指しており、「学歴」・「専門知識」・「技術」といった長年かけて培っていくものが多いです。
また、個人面以外にも「仲間」・「他者からの信用(ブランド)」といったものが生産性資産に分類されます。
この資産があることで、生産性が向上し人生を豊かにしてくれるのです。
②活力資産(肉体・精神・人間関係の良好)
次に説明する無形資産は「活力資産」です。
ざっくり言うと、「リア充にしてくれるもの・やる気を掻き立て前向きにしてくれる活力の源」のことです。
活力がない不健康状態では、何もやりたいことが見つからずにダラダラと人生を無駄に過ごすだけで無味乾燥なものになってしまいます。
③変身資産(人脈などのコネ)
3つ目の無形資産は「変身資産」です。
マルチステージ化することによって、人生における変化が沢山生じることになります。
新たなことをやるにも、それに関する知識や姿勢を持つことやチャレンジを手伝ってくれる人脈を作ることによって、人生の変化が非常に起こりやすくなります。
変化によって、人生を彩ることが容易になり充実した人生を送ることができるようになるでしょう。
まとめ
これからの人生は100年間生きることになります。
一つの会社にずっと働くという終身雇用という考えは破綻し、老後の年金制度も機能しなくなるでしょう。
そこで若いうちになるべく、人生をうまくいくようにする3つの無形資産(生産性・活力・変身)を築くことが重要になります。
100年間も生きられるのはありがたいのやら面倒なのやら。
まだまだこれからの人生について考え直し、コツコツと有形/無形資産を積み立てていくなの・。・b