“The Bucket List”「最高の人生の見つけ方」

こちらの映画は、2007年にアメリカにてジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが主演で放映されたもので、2019年に日本で吉永小百合と天海祐希が共演し、リメイクされた作品が公開予定されています。

映画のキャッチコピーは、「We live, we die. Wheels on the bus go round, and round. （人は生き、死ぬ、それの繰り返しだ。)」です。

話のあらすじは、 末期がんで余命宣告された二人のおじいさん、「金持ちで傲慢なぼっちおっさん」エドワードと「堅実で若くして家族に人生を捧げたおっさん」カーターが「棺桶リスト（死ぬまでにやりたいことリスト）」を作り、延命処置されるだけの病院を飛び出しやりたいことを楽しんで死ぬ話です。

　

The Bucket List　（棺桶リスト）

この映画で大切な単語があります。

大学1年生の時にカーター（黒人の方）が受けた「哲学」の授業で学んだことに、「死ぬまでにやりたいこと」を書き出すという講義があり、床に伏していたカーリーがそれを思い出しメモを書き出す。

それが、「The Bucket List」です。そのまま、直訳すると「バケツリスト」になるのですが日本語（字幕・吹替）だと「棺桶リスト」になっています。

なぜ、バケツという表現が使われているかというと、「kick the bucket」という、英語の慣用句みたいなものが存在し、首を吊る人がバケツを蹴って死ぬ様子から取られて、「死ぬ」という意味になっています。（あまり良い意味ではないので、普通では使わなさそう・・・。）

　

棺桶リストの中身

カーターが作った真面目なリストに、エドワードが色々付け加えていろんな項目がどんどん増えていきます。

ネタバレになりますが、1・2・3・5・12がチェックされる部分は是非とも見てほしいですね。

金だけでは解決できない問題がある（ネタバレ注意）

アマゾンとかのレビューを見ると、「お金で全部解決してるじゃん」みたいなレビューをちらほら見かけたのですが、それはあくまで金持ちのエドワードが書き綴ったものが多く、カーリーが書いたのは恐らくマスタング（レーシングカー）に乗りたいぐらいだと思います。（というか、高級車のレンタルなら1日数万円でいけます。）

また、金持ちであるエドワードは傲慢が故に、4回の離婚をしており、その間に娘を授かったりしていたが、不仲であった。（ピラミッドのてっぺんで語ってるので見てね。）

それを良くないと思った、カーリーはエドワードの娘の場所をトーマス（エドワードの秘書・メガネをかけたエリートサラリーマンみたいな人）に頼んで連れて行きます。

まあ最初は、人の人生に干渉するなとブチ切れて旅は終わるのですが、カーリーを失った後に家族の大切さに気づき仲直りします。

その後に、世界一の美女が出てくるんですけどね。

最後に、エベレストに納骨するシーンでの秘書のトーマスにもちょっとびっくりしましたね。（違法だけど秘書くんやっちゃってるｗ、エドワードの資産が手に入って喜んでるのかは知らんけど。）

　

まとめ

話の内容はベタですが、是非とも一回ぐらいは見てほしい映画です。

一番印象に残ったのは、秘書なのにエドワードにめっちゃ突っ慳貪な態度をとるトーマスが実はめっちゃ良いやつなのかもしれないってところですかね。

邦題のように、「最高の人生の見つけ方」がわかるかと思ったら、普通に「友達や家族」・「信仰心」等人によって基準が違う、とどのつまり、わからない（笑）ですけどね。

日本でリメイクされるやつがあるそうなので、どうなるか興味はありますね。