奨学金投資のきっかけPart1(資産億単位が借金1000万円に・・・)
その時、私は目の前が真っ暗になりました。
ちょっと自分語りみたいになりますが。
私の父親(現在60後半)は、社会的には超エリートと言われるメガバンクの銀行員をやっておりました。(退職直前の年収は2000万弱だったそうです。退職金で1億円ももらっていたそうです。)
普通のサラリーマンの平均年収が300・400万で退職金数千万ぐらいですよね?
普通に考えたら、羨ましい家庭だと思いますよね?だが、違う!
私の父親にマネーリテラシーがあれば、今のようなことにはなりませんでした・・・。
父は、10万円以下は金だとは思えないぐらいの浪費家でした。(多分皆さんの想像するレベルを遥かに超えるぐらいです。)
父親も一応、銀行員であったので投資にも手を出していましたが。私は彼の投資方法を見て完全にギャンブルそのものだと感じました。
会社の業績とかは一切見ないで、チャートだけを見てめっちゃ上がったから下がるだろうと空売り(信用売とも呼ばれ、純資産にレバレッジ(倍率)をかけて投資することができる。今は3倍までだが、昔は10倍までいけてました。)をしていました。
それが地獄の始まりで、父はそれによって投資に失敗して-5000万円を達成してしまったそうです。
まあ、それでも退職金などを鑑みれば余裕で資産が余るはずなんですが、先程も述べように彼は生粋の浪費家でした。
詳しい中身までは教えてくれませんでしたが、50歳(銀行員の定年)で退職してから。彼の資産というものは親(私のおばあちゃん)から引き継いだ土地だけしかありませんでした。
彼の生涯賃金は4億はくだらないぐらいでしょう。なのに資産がそれだけで現金などはほぼありません。
私はその時痛感しました。「これが高給取りでも、貧乏である理由だと。」
私の父親は、資産(ポケットにお金を入れてくれるもの)を全くもって知らないので、持っていないのだ。(銀行員であってもだ・・・。)
彼にとってのなんちゃって資産は車(もう売ったが)や高価な服(全て処分しました)だったのであるが、私からしたらそれは紛れも無い負債(ポケットから金を抜き取るもの)なのである。
そして、生活水準を現役のまま貫いたおかげで10年も経たないうちに資金は底をつき。輝かしいプラチナカードなどでフルキャッシングをして返済ができずにブラックリストにのり借金1000万円を背負ったのであった。・。;
不幸中の幸いとしては、親が勉強家であったことがあげられる。おかげで、私は世間的には一流と呼ばれる大学に進学できた。
以上の出来事を通して、私はお金について多くを自分で調べて学んだのでした。
その結果、たどり着いたのが「奨学金投資」である。残念ながら、私の家庭には金なんてありません。あっても親の親が残してくれた土地だけで、私の親は多分借金ぐらいしか残せないでしょう。
そこから、私の投資家生活に更に火がついたのでした。
今日はここまで・。・v(続きはまた後日書きます。)
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